はじめに
Dartをインストールしてみた。インストール方法は基本的に
Googleが発表した新しいプログラミング言語「Dart」を使ってみよう!(2/3):CodeZine
を参考にさせてもらったが、ちょっと分からないところと、Mac OS X Lion + Xcode 4.1 では、すんなりいかないみたいだったので
記事に補足する感じで書けたらいいかなぁと思ってます。
インストール環境
- OS:Mac OS X Lion(10.7)
- Xcode 4.1
さっそく開始
はじめに必要なものはMacだと、Xcodeとdepot_toolsの2つをインストールすることと
PreparingYourMachine – dart –に書かれている。
Xcodeはインストール済みとして、depot_toolsを上記のCodeZineに書かれている通りにインストールした。
ちなみに、depot_toolsのインストール方法の記載の本家は(たぶん)ここ。
次が少しはまった
CodeZineの続きで、Dartのソースコードをチェックアウトしたり、gsitilの設定したり、再度gclient syncしたりします。
で、少しはまったところですが、CodeZineに「Xcode 4.1を利用している場合」と書かれている所がありますが、これだけではうまくいかなくて、
Building Google Dart from source (Mac OS X Lion + Xcode 4.2)
を参考にしました。ポイントは
- tools/build.pyファイルの’macosx10.6’→ ‘macosx10.7’
- tools/gyp/configurations_xcode.gypiのGCC_VERSIONを変更
- ビルドコマンドのオプションを変更。 ./tools/build.py –arch=ia32 –mode=release
です。これでなんとかうまくビルドしてくれるかなと思ったら、
** BUILD FAILED **
The following build commands failed:
PhaseScriptExecution “Action ”generate_frogsh”” /Users//dart/dart/xcodebuild/dart-frog.build/Release_ia32/frogsh.build/Script-095A7D91DE56B603C848FB82.sh
(1 failure)
BUILD FAILED
と出た。.shファイルの中身を見たら、${Built_PRODUCTS_DIR} という変数が使われてたので、
どっかで生成しているのかなと思ってgrepしてみたけど、特になし。
環境変数で設定してあげたらうまくいくかなと思って、.tcshrcに
を追加後、source ~/.tcshrcでビルドコマンド./tools/build.py –arch=ia32 –mode=releaseを叩いてみたところ、** BUILD SUCCEEDED **
となってくれたので、とりえあず一件落着。以上です。
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