はじめに
ひさびさTwitterをつかってアプリつくろうと思ってディベロッパーサイトに行ったら、fabric?????とか出てきてなんじゃこれ?と思って調べてたら、10/22(現地時間)に発表されたTwitterのモバイル向け新SDKとやららしい。
Twitter、モバイルアプリ向け新SDK「Fabric」発表 パスワード不要の次世代認証「Digits」リリース – ITmedia ニュース
まぁ英語でもいいんだけど、日本語の情報ないかなぁと探してみたけど、全然ない(´・ω・`)
ということで、Android StudioでFabric SDKのセットアップしてから、ツイートできるようになるまでを書いてみようと思います。
Android版Fabricの公式サイト
https://dev.twitter.com/twitter-kit/android
確認したバージョン
アプリの登録
これは普通に登録するだけ(今までどおり)
Fabric SDKのセットアップ
IDEプラグインをダウンロードすることもできるみたいだが、Gradleを使っているなら、build.gradleに書くだけで済ませたい。
基本的には下記を参考にすればよいと思うのですが、早速build.gradleの設定ではまった。
https://dev.twitter.com/twitter-kit/android/integrate
上記書いてあるとおりに記述してもsyncに失敗するので、Fabric SDKを使うには下記のように設定すればsyncは通っていけたっぽい。
API KEYとAPI Secretを追加する
https://dev.twitter.com/twitter-kit/android/integrate に「Add API Key and Build Secret」があるが、/app/crashlytics.properties にAPI KEYとAPI Secretを書きます。
crashlytics.propertiesに書いたKEYとSECRETの使い方に関しては、下記のリポジトリのbuild.gradleが参考になった。
https://github.com/twitterdev/cannonball-android/blob/master/app/build.gradle
僕が書いたのは下記です。
これは、buildConfigFieldを使っていて、アプリ内でBuildConfigを使ってKEYとSECRETを使えるようにしています。
次のように、ApplicationクラスのサブクラスでAPI KEYとSECRETを使ってFabric SDKの初期化します。
※AndroidManifest.xmlにandroid:name=".App"
を追加することを忘れないこと。
Twitterでログインする
https://dev.twitter.com/twitter-kit/android/twitter-login
ログイン画面を作成します。
プレビューは「SIGN IN WITH TWITTER」と英語表記ですが、日本語設定の端末で確認すると「Twitterでログイン」と日本語になっています。
Activityの方は公式サイトどおりでいけます。
ログイン成功後のTwitterSession
を受け取る事ができるのですが、result.data
で取得できます。
TwitterのREST APIを使う
https://dev.twitter.com/twitter-kit/android/api
公式サイトの例は、1つのツイートを取得しています。
https://dev.twitter.com/rest/reference/get/statuses/show/%3Aid
僕はツイートしたかったので、こんな感じになりました。
StatusesService#update
の引数の順番は、REST APIドキュメントの順番どおりです。
https://dev.twitter.com/rest/reference/post/statuses/update
このtweet
メソッドを呼びたいタイミングで呼べばツイートできます。
おわりに
以上で、Fabric SDKのセットアップからツイートまでを書きましたが、TweetUi Kitや TweetComposer Kitなるものがあったり、電話番号を使ってサインインするDigitsなるものがあるみたいですね。
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